毒親育ちのブログ・毒親サバイバーの私の人生

親に可愛がられて育ったと思っていた私は、実はアダルトチルドレンでした。ことのカラクリに気づいた私の人生を綴ります。

親からの自己防衛=自分自身と姉を殺していた

 

何故、私が二十歳過ぎまで親に可愛がられて育ったと、自分自身のことを思っていたのかと理由を考えると、

 

姉や毒親や周りの親戚の人達がそう思っている(姉より私が親に贔屓をされている)と、私が幼い頃から感じていたからだと思います。

 

 

 

私の親戚の人達(主に毒親の親、毒親の兄弟たち)とは、私達家族と私が生まれた頃から接してい他のですが、誰も私達家族のことを指摘する人はいなかった(今思うと親戚は全員毒親と同類でした)ので、私は、これが普通の家族なのだと子供の頃から思っていました。

 

 

 

私の姉は、私が物心がついた頃から毒親に既に嫌われており、

今思うと、毒親からの完全な精神的イジメにあっていました。

 

 

 

なので、姉は子供の頃から、毒親と会話をしたことが、本当に全くと言って良いほどなかったのですが、

私は毒親と姉より会話をしていましたし、毒親は姉より私を気に入っていると、姉や親が思っていると、私が子供の頃から感じていたからだと思います。

 

 

 

 

 

 

姉は、自分は異常に親から嫌われているのに、妹は親に贔屓されていることで、私に対する劣等感をものすごく抱いてたようです。

その姉の思いを、毒親や私は、私が物心がついた頃から非常に感じていました。

 

毒親は親に嫌われていることで落ち込んでいる姉を、「暗い人間」と思い馬鹿にし、その姉より妹の私はマシ(暗くない=姉より上)と思っていると感じたので、

私は姉より人として優っているように思い、姉に対して優越感を持っていました。

 

 

 

 

 

今思うと、親や姉達が私は親から可愛がられていると思っていると感じていたから、私自身も子供の頃から私は親に可愛がられて育ったと思っていたのですが、

全て、私の思考回路は、親や姉がこう思っていると感じるから、自分もその通りに思うという思考回路をしていたようです。

 

無意識の中で。

 

 

 

 

 

親は、昔から自分自身の本心を口にすることは100%ありません。

 

口に出して言わないけれど、どう親自身が思っているかを私が察して、その欲求を満たすために考え、行動をしろと、無言で私に要求をします。(態度や嫌味、遠回しにそれを強要します。)

 

そして、親は、そんなことは自分は言っていないと逃げる為に、はっきりと口に出して言わないし、絶対に私に親自身の要求をさせたいから言えないのだと思います。

(親の要求を私に否定されたら、親が精神的に死ぬから。)

 

 

 

 

 

姉は親に異常に嫌われていて、姉はその親を非常に怖がっている。

そして妹の私は姉より親に気に入られていて、贔屓をされていると親と姉、私の家族全員が心の中では思っていて、

姉を完全に心の中でバカにしていたのですが、そのことを口に出すことは一切ありませんでした。

 

そして、私は自分自身が本心ではそう考えていることに気づいていませんでしたし、親がそう思っていると私は感じているということにも自分自身が気づいていませんでした。

 

又、気づいていないことにも、気づいていませんでした。

 

 

 

 

姉は親に異常に嫌われていて、姉はその親を非常に怖がっている。

そして妹の私は姉より親に気に入られていて、贔屓をされていると親と姉、私の家族全員が心の中では思っていて、

姉を完全にバカにしているという事実は、家族や親戚の間では暗黙の了解で、

けど、それには絶対に触れない。

 

 

 

知らないふりをして、表面上は世間から見て、普通の家族と見られるように振る舞い、世間に気づかれていないことで、

我が家は普通の家族と思えるのでした。

 

 

誰も、おかしいと言わず、普通の家族として思っているので、皆が我が家は、これが普通の家族なんだと思っていました。

 

 

 

  

 

 

 

今思えば、自分の家族が世間から普通の家族に見られるようにしていたのは、私です。

逆に言えば、何故、あの異様な家族が、世間から普通の家族に見られていたのか、皆が普通の家族と思うようになっていたのかと考えると、私がそうしていたからです。

 

子供の頃はもちろんそんなことを自分がしているという意識は全くありませんでした。

 

が、今にして思うと、自分で自分の首を絞めていたのです。

 

私によって、誰が喜んでいたか。

得をしていたのか。

 

喜んでいたのは毒親のみで、私によって、私自身と姉を殺していたのです。

 

 

 

母親や父親は二人共、人の目を非常に気にする人間で、人からの目のためだけに生きている人間です。

母親は人から良い母親に見られる為に生きている人間です。

 

 

そして、その親の願望を叶える為に私にそのように行動をするように仕向けていたのです。

 

 

私は、その親の願望を叶える為だけに、思考をし、行動をしていたので、普通の家族と表面上は思えるように、

又、人から見ても、普通の家族と見られるように、私一人が必死で幼児の頃から振舞っていたようでした。

 

 

 

その行動と思考は、幼児の頃の私が、自身の精神を親から守るため(姉のように傷つけられて、精神的に殺されない為)、そして、私自身の自己肯定の為(親から認められることで自己肯定できる)でもあったのですが、

結果的には、私自身が私を殺すためだったのです。

 

 

 

こうして生きてきた結果、10代の頃から私は非常に悩み出しました。

 

 

 

私は、15歳頃から人一倍頑張って働き、お金を貯めて自分の夢を叶えるために行動をしていたのですが、

頑張れば頑張るほどに、自信を失い、自滅していったのです。

 

 

 

人(他人)に蹴落とされるならまだしも、誰(他人)も何もしていないのに、勝手に自滅していく人間なんか

この先何をやってもダメだなと思い、完全に自分への信頼感を失い、自信を喪失していきました。

 

 

 

 

又、親は自信を失っている人間は、弱い、ダメ人間としてバカにするので、自信を失っていることを10代の頃の私は、自分自身でもその事実が認められませんでした。

自分に自信を失っている弱い人間は、完全にバカにするべき人間として親や姉はバカにするので、私もそう考えていました。

 

 

 

親は、私が子供の頃から、常に自信に満ちている強い人間でないと、人として認めない、バカにするべき人間として考える人間でした。

 

 

 

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